2010/10/05

飴色零戦についての考察。

旧帝国海軍の艦上機、特に零式艦上戦闘機の真珠湾攻撃以前の
機体色については、諸説ぷんぷんであることはモデラー及びマニアの
論争として永きに渡る。
誰しもが確たる情報もなく、まして「色彩」という数値では表しにくいデーターで
あるからして、各々の説の基本は「生き証人」の言質に頼ってきた。
しかし、記憶から色を数値的に表すことは不可能に近く、ましてモノクローム
写真からの推察などは、甚だ信憑性に欠けるものと言わざるを得ない。

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では、どのように推察するのが論理的であるか、ということになる。
まずは一番正しい色のマンセル値を与えて呉れそうなのが、実際の塗料の現存、若しくは
カラーチャートが残存していて、そこから経年変化をミキシングして、近似値を
表現することであろうか・・・・


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が、しかし現存の塗料は残念ながら無いし、チャートの中にも「飴色」は指定色として
存在しない。
しかし、現実の色表現として「飴色」はその色の「言葉」として限りなくリアリティーのある
色彩表現言語として確固たる立場にあることは、周知の表現であろう。

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「飴色」・・・・・現代社会で飴、キャンディーの類の色として、この言葉を用いることは
レアケースであろう。
つまり、飴色はなんとなく茶色程度の色で、どの程度透過性をもっているかなどの
色以外の要素は限りなく不透明である。

だが、割と近くに、この飴色は存在する。
それは、フローリング床とか、木製テーブルとかの樹脂ワニスのあの不透明なクリアーの
色調である。


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塩害から機体のジュラルミンを保護するために「ある色」にブァーニッシュ(ワニス)を
塗布し、それが経年変化により「飴色」化したというのが、たぶん正解なのであろう。

以下、続く・・・・・かも知れません(爆)
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コメント

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こんばんは

ありがとうございます。 勉強になります!

塗装は、まだまだ先ですねー (笑)

今のところ 『タミヤの明灰白色』 を用意してます v-222

Re: こんばんは

ううむ・・・・チャット化しているコメントですなぁ(笑)

一番上の1/48のゼロはタミヤ製ですし、色もタミヤの明灰です。

参考にしてください。

でも・・・・ちょっと、もの足りなくないですか?

つまりリアリティーに欠けた「飴色」だと 思いませんか?