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2010/12/30

2010年を振り返って。 その5

本町というテーマに少し行き詰まったころ、とあるプロカメラマンのブログで
「集落」という言葉に出会った。

その時、これだと思ったし、思いながらまずはあそこ、次はあそこだななどと、
自分の中に既に撮ってみたい「集落」があった。

限界集落という行政用語や、そんなものには一切囚われず、自分の記憶や
脚で探ってみた「集落」であったが、まだその集積には至っておらず
写真展のテーマにはもう少し時間が掛かりそうである。


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カウントナンバー0334番。 2月13日。 場所 由仁町三川。

この写真は逆光の太陽と何か別のものを組み合わせて擬似化するという
当時の一つのテーマだった。 タイトルは「閃光花火 (せんこうはなび) 」
GRD3というコンデジが持っていた思わぬポテンシャルがこの技法になったとも
言える。


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カウントナンバー6650番。 8月22日。 場所 厚真町幌内。

♪ワタシの ココロは 夏模様 ♪ んんん、んんん♪

集落の条件みたいなことを考えてみた。
ある一定の場所(大概は神社のあるところ)に立つと5から10軒の家屋があること、
そして、今立っている神社のそばに学校があること、集会所があること、
商店があること、そんな集落は殆ど残っていなかった。

暑い夏の一日だった。



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カウントナンバー7205番。 8月30日。 場所 由仁町古山。

室蘭本線の苫小牧から岩見沢のあいだはそんな集落があちこちに点在している。
ただ、活気と言うか商圏としての役割はすっかり終えたようだし、
学校も統廃合により今年の秋に集中的に廃校となった。
集落から限界集落へ、そして開墾の碑だけが残る場所へのカウントダウンは
もう始まっている。


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カウントナンバー7470番。 9月12日。 場所 壮瞥町久保内。

神社の祭壇前から土俵で相撲をとる子供たちをみている
地域のお年寄りたちである。

子供相撲を神社の土俵で・・・・・ まだ集落にはこういう行事が残っていた
ことに大きな喜びを覚えた。

この写真は「集落」というテーマで撮ることは建物や景色を撮ることではなく
そこの生活や人々を撮るべきだと自ら気がついた一枚である。


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カウントナンバー7643番。 9月17日。 場所 登別市富浦。

久保内が山の集落なら、富浦は海の集落であり、そこは富に溢れた浦(浜)であった。
その誇りや、人々の暮らしに近づくのにはもう少し時間がかかりそうである。
そんな時間が僕に与えられるのだろうか。 集落の限界の前に自分の限界が
先になりそうな弱気を感じるこの頃である。

集落の項、終わり。




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